IT業界、40年やってます (老人の独り言) 

現在68歳、IT関連で勉強したい事が盛りだくさんで、目移り状態です(^o^)

数千台規模で導入する企業も、チケット管理や灌漑管理に用途広がるラズパイ

日経のサイトから数千台規模で導入する企業も、チケット管理や灌漑管理に用途広がるラズパイ


 チケット管理にラズパイを採用するのは、英国の大手チケット販売会社です。ラズパイに小さなバーコードスキャナーを付けて、イベント会場やコンサート会場で使います。チケットの暗号化されたバーコードデータを読み取ってセンターに送信し、チケットがコピーされたり偽造されたりしたものではないかをチェックします。
 最近は、ネットで購入し、家庭のプリンターなどで印刷するチケットが一般的になっていて、偽造されるケースが少なくないとのこと。バーコードのチェックは、通常のパソコンとスキャナーでも実現できますがコストがかさみます。ラズパイなら安価なので、まず50台で試験導入しました。うまくいったので数千台規模で欧州全体に拡大するそうです。
 灌漑管理では、温湿度センサーを付けたラズパイをケースに入れて、土に埋めます。ワイヤレスでデータを集約し、用水施設のバルブを制御して、いつ水を供給するかを制御するそうです。
 同様の事例は日本でも出てきています。RSコンポーネンツ日本法人 代表取締役の横田親弘氏によれば、ビニールハウスの温度管理や水田の水位管理にラズパイを活用する事例が出てきていると言います。カメラを取り付け、銀行のATM向けに顔認識機能を提供するシステムを開発するベンダーもあります。業務用のアーケードゲームに適用する取り組みもあり、SDカードを入れ替えるだけで、すぐにバージョンアップできるのが魅力とのことでした。


今までの様に、教育や趣味だけでなく、いよいよ実用の段階に入ってきた感じですね。チケットの認識は今の仕事と関係が有るので興味がかなり有ります。

今までのPCと違い、安価で省エネ、システムが構築しやすいなど多くの利点があるラズパイですね。