ハーバード大、ブラウン大、スタンフォード大の教育用 OS

以前まとめてみましたが

OS の学習方法を考えてみた

他にハーバード大学やブラウン大学が教科書を出版していることを見つけました。

◎ハーバード大学の OS/161

http://os161.eecs.harvard.edu/

教科書はこちらです。

Operating Systems: Internals and Design Principles (7th Edition)

MIPS CPU を仮想環境(System/161)下で動かして、その上で OS/161 を動作させる方法を取ってます。

既に日本の早稲田の学生が卒論で ARM 上で OS/161 を動かす事を研究してました。とても貴重な試料です。

ARM向け組み込みOSにおける実行性能改善に関する研究 

◎ブラウン大学

こちらの大学で使われている教科書は

Operating Systems In Depth: Design and Programming

でコースで作った教材 OS は Weenixで以下からソースコードをゲット出来ます。

https://github.com/leonee/weenix

◎スタンフォード大学

教科書は特に無く、John Ousterhout先生の講義ノートがメイン。参考書として

• Operating Systems: Principles and Practice (2nd Edition), by Thomas Anderson and Michael Dahlin　が挙げられてます。

教材のOSは PintOS でソースコードは

http://web.stanford.edu/class/cs140/pintos.git/

から手に入れられます。