昔々1970年代の自分の大学時代、「コンピューター」とか「計算機」とか本を読んでも、ORとかNANDとか論理回路の説明が有って、それがどうやって計算するのか全く分からなかったですが、ある授業で先生(お名前を失念してしまいました)がプリントを配布して、計算機(ALU)がどの様に動作するか教えてもらいました・・・目からウロコでした。全てはクロックやフリップフロップが上手く働いてました。
その後、コンピューターのソフトウェア関連の仕事に続き、ハードウェアの保守やネットでのサービスをして、ここ5年ほど、またソフトウェアの開発に戻ってきましたが・・・ここに来てCPUの構造に興味を持ち始めました。
PDP2011 プロジェクト
他に見ていると MIPSのサブセット CPU を作る過程をブログに関連資料と共に載せている方が居ました。
こちらの方が
実はMIPSを作り始める前に、ARMの方がいまどきっぽくない? と思ってARMのアーキテクチャを調べてたのだけど、なかなかに複雑な部分(命令エンコーディングとか)もあったり初期アーキテクチャに基づく教科書や資料の豊富さではMIPSにかなわないので、断念してオーソドックスなMIPSで行くことにした。
と書かれてましたが、この記事で参照している本は MIPS を基礎としてましたが、昨年 ARM 版の本が出てました(ちゃんと ARM 社のライセンスを得て)
どうせやるなら ARM の方が興味有りますもんね・・・
「今さらMIPS?」という声もありそうだが、実はそう馬鹿にしたものでもない。・・・
との事で、MIPS も悪く無いかと思います。
Google Books に一部がアップされているので少々かじってみます。
・・・この本では Altera DE2 を推奨してますが・・・6~8万円もします(^O^)
同じタイミングで筑波大学の学生さんがオリジナルCPUを制作する本を買いました。
CPU だけでなく、コンパイラも構築すると言う素晴らしい企画です。
この本でおすすめのFPGA評価ボードが
DE0-CV だそうです。これがないと始まらないので・・・
お金を貯めて購入します(^O^)Digi-Key で約1万8千円。他のところだと2万2千~2万6千円で売ってるのでここが一番安いです。