Guill氏はこのRaspberry Piを40ノード接続して,700MHz/40コア,トータル20GバイトのRAM,5T~12Tバイトのディスク,最大440Gバイトのフラッシュディスクという構成のハイスペックマシンを組み上げた。サイズは約250mm×394mm×554mm,以下の動画を見ればわかるが,一般のデスクトップマシンと変わらない大きさだ。各ノード間は10/100 Ethernetで接続され,外部接続用として4個の10/100 Ethernet LANポートと1個のギガビットLANポート,1個のルータアップリンクポートが搭載されている。これらのパーツをアクリルケースに詰め込んだ製作費用は約3000ドル,日本円では30万円強といったところだろう。
商品として売ればかなり、研究所や大学が買うかと思います。ラズパイはそれほどCPUパワーは無いですが、分散型処理の研究のツールにはうってつけです。
他にも面白い
Keipert氏は、標準的なスーパーコンピュータベンチマークソフトであるHight Performance Linpack(HPL)をこのお手製のコンピュータで実行した。その結果、1GHzで動作する32個のBroadcom BCM2708 ARM11プロセッサと、14.6Gバイトの使用可能メモリを持つこのRPiクラスタが、HPLによるピーク時の性能で10.13GFLOPSという結果を出した。これは、スーパーコンピュータのTOP500リストに載るほどではないが、Kepert氏はこう考えている。「1985年の最初のCray-2スーパーコンピュータは1.9GFLOPSだった。時代は変わった!」
並列処理のソフトウェア基盤は結構有るので、後は安価で入手しやすいラズパイが出てきたので、一斉にラズパイ・
スパコンの構築が始まったんですね。
昔ですが、或る著名なゲームメーカーさんは3次元の動画をラックマウント型のPCを100台位使ってました。